社会保険労務士の役割って?就業規則作成以外に何をしているの?


適切な就業規則を作成しているか

経営者は会社を運営する上で必要に応じて就業規則を作成して適宜改定などをしなければいけません。就業規則に関する法律としては労働基準法があり、就業規則の内容は労働基準法に下ってはいけないとされています。下った就業規則のままでも直ちに法律違反になるわけではありませんが、社員に不安を与えますし取引先等にも良くないイメージを与え会社運営に影響を与える可能性があります。社会保険労務士の役割として適切な就業規則を作成しているかのチェックがあります。顧問契約をしている会社の就業規則を把握して、労働基準法の改正があるときは事前に経営者などと相談をして改正までに修正ができるよう動いてくれます。又法改正がなくてもより労働者が働きやすくなるため、応募者を増やせる就業規則の提案なども行います。

労災などの給付手続きのサポート

日常生活でケガや病気になった時は健康保険を利用して医療機関で治療をします。一定の負担があるものの全額自己負担に比べるとかなり負担を減らせるでしょう。一方仕事をしているときや通勤途中にけがをしたとき、仕事が原因で病気をしたり亡くなったりしたときは労災保険が利用でき、治療費であれば全額労災が負担してくれるので自己負担はありません。ただ労災の適用を受けるには勤務中や通勤中である証明などが必要で、個人が簡単に利用できないときもあるようです。社会保険労務士は労災など個人で手続きをするのが難しいときなどにサポートしてくれたり代行してくれたりします。労災は会社によっては断固として認めないときもありますが、特定社会保険労務士であれば紛争解決手続きの代理を行えます。

年金制度や健康保険制度の解説

20歳になれば国民年金に加入しなければいけませんが、学生などだと年金の知識がなかったりそもそも年金のための保険料を納められないときもあるはずです。学生の中には年金は老後にしか役に立たないと思っている人がいますが、それ以外に障害年金があり事故などで体が不自由になると若い人でも受けられる可能性があります。年金制度のほか健康保険制度にも利用するとお得になるのに知らない人も多くいるようです。社会保険労務士の役割としては年金制度や健康保険制度の解説があります。年金制度で知っておくと良いのが免除制度で、未納付状態を避けられるメリットがあるでしょう。健康保険では高額療養費制度がお得で、病院によっては社会保険労務士が定期的に相談に乗ってくれ手続きの方法などをサポートしています。

事業活動をサポートしてくれる、各種助成金を受給するためには、「就業規則」による正しい運用が大切です。社会保険労務士の就業規則は労働法規に沿った正しい事業活動ができる内容で、助成金も狙えます。