心理学を学ぶ場合にはどんな大学を選ぶべき?


自分が学びたい分野のある大学を選ぶ

大学で心理学を学ぼうとする時に気を付けたいのは、心理学には様々な分野があるということです。「社会心理学」「発達心理学」「動物心理学」など多くの専門分野があり、研究のアプローチ方法も実に様々です。まずは自分の興味ある分野を明確にして、希望分野の教授が在籍している大学を選択するようにしましょう。心理学は比較的人気の学問なので多くの大学に学部がありますが、中にはかなり偏った方向性の学部もあるので注意が必要です。

まだ自身の興味のある分野がはっきりしていない場合や心理学全般を学びたい場合は、基礎から応用まで幅広く学べて分野の選択肢の広い大学を選ぶべきでしょう。大学のホームページ等で担当教授の専門分野をよくチェックするとともに、在学生や卒業生の口コミ等で評判を確認しておくと良いですね。座学が中心の大学、実験等の充実している大学、基礎からみっちり学べる大学などそれぞれのカラーを知っておくことで後悔のない自分に合った大学選びができるでしょう。

資格取得をめざす場合の大学選びとは

心理学の学びを就職に活かしたいと考える場合には大学選びにもいっそう注意を払うべきでしょう。現在、実際に職業に活かせる資格としては「臨床心理士」と「公認心理師」の2つがあります。臨床心理士が民間資格であるのに対して公認心理師は国家資格になっています。しかし公認心理師に関しては2018年に始まったばかりの資格なので、2つの資格の棲み分けについてはまだまだ不明確な部分が多いのも現状です。どちらも4年制大学で学んだ後、心理系の大学院で学ぶことが受験資格の条件となっています。どちらにしてもきちんとした基礎知識を大学で学び、大学院で決められた実習を行うことが必要になります。

将来医療現場で医師のサポートをしたり、教育現場や地域の相談センターなどでカウンセラーとして働きたいと考えている場合は、これらの資格取得を十分に考えた上での大学選びをすべきでしょう。希望大学の大学院進学率なども事前に確認しておきましょう。

心理学には幅広い選択肢がある

心理学にかかわる職業には様々なものがあります。たとえば、企業でのマーケティングや商品開発、人事、動物にかかわる職業など活躍の場は幅広いといえるでしょう。なるべくなら、自分の目指す分野を大学で学ぶにこしたことはありません。しかし、それが難しい場合にはなるべく偏りなく学べる大学を選ぶことが後悔のない大学選びのコツだといえるでしょう。オープンキャンパス等に参加して実際の雰囲気を確かめてみることも大切なことですね。

心理学の大学の中には、不登校に焦点をあてた教育確保法について研究する学校もあります。減らない不登校に対応して、学校外でも教育を受けられる環境づくりを研究しています。